Amazonで医薬品を出品できるの?医薬部外品なら販売OK!
こんにちは、メイプルです!
今回はAmazonで医薬品が出品・販売できるかについて説明します。
結論を言うと、
・医薬品は出品ができない
・医薬部外品は出品可能(必ずOKではない)
となります。
医薬品と聞くと個人が扱えないのではないのか?と思うと思いますが、その通りです。笑
ですが、医薬品と言っても医薬部外品はAmazonで出品可能なので詳しく解説していきます。
そしてAmazonで医薬品を取り扱う際には、法律が絡んでくるので正しい知識を身につけておきましょう。
Amazonで医薬品は出品できません
まずはじめに、Amazonで医薬品を販売することはできません。
これはAmazonだけではなく、メルカリ、ヤフオクなども販売不可となります。
正確に言うと、出品販売するには許可が必要になります。
Amazon出品ガイドラインより-
出品可能商品例
一般用医薬品の出品には、薬機法(*)の規定により医薬品店舗販売業の許可が必要です。また、必要事項を出品者情報のページに明記する 必要があります。さらに、Amazonが定める一般用医薬品出品審査を受けた出品者のみが出品可能です。出品審査を経て販売が許可された出品者は、 Amazonが定める一般用医薬品の販売リストに掲載されている一般用医薬品のみ出品することができます。また、薬機法を含む法規制・行政解釈・ガイドラ イン等(「法令等」)で要求されている表示が適切になされ、その他法令等またはAmazonポリシー上、広告・販売等が制限されない商品である必要があり ます。詳しくは、一般用医薬品の販売に関するガイドラインを参照してください。(*)医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年8月10日法律第145号)(その後の改正等を含 む。以下同様。)
これはAmazonの出品ガイドラインなのですが、この薬機法の規定の医薬品店舗販売業とは、薬剤師や登録販売員を雇用して、国の認可を取って販売している人(店舗)になります。
つまり、個人レベルのせどりで医薬品を出品販売するのはほぼ不可能と言うことです。
医薬品は、仕入れ時にリサーチ対象から外しましょうね!
医薬品とは何か?
では医薬品とはどのような商品のことを言うのでしょうか?
普段僕たちが薬局やコンビニで買うことができる市販の医薬品は、一般用医薬品と呼ばれるものです。
かぜ薬、胃腸薬などから、花粉症の薬、病院で処方されているような強い効果のものまで、すべて含めて一般用医薬品(市販薬)と呼ばれます。
そしてその中でも、効果が強く副作用の恐れや容量を守らないと危険なものを第一類医薬品、そこまでは強くないけども有効成分が強力なものを第二類医薬品、もう少し弱いものを第三類医薬品と呼んでいます。
そしてもう一つ、管理するほどの強さではないけども体調や健康に影響を与えそうなものを医薬部外品と呼びます。(指定医薬部外品も同じ扱い)
・第二類医薬品
・第三類医薬品
・指定医薬部外品
Amazonで医薬部外品は出品できる
実はこの医薬部外品(指定医薬部外品)に関しては販売に許可が必要なく、Amazonで出品も可能となります。
知らなかった!!と言う人も多いですよね。
Amazonで医薬品は出品してはいけないと知っている方は多いですが、医薬部外品は販売できることを知らない人は多い印象です。
だからこそ穴場なジャンルでもあります^^
では医薬部外品とはどのような商品があるのでしょうか?
下記に代表例を載せておきますが、同じような商品でも有効成分で医薬品か医薬部外品かが分かれますので、パッケージの表記を確認することを強くおすすめします!
・栄養ドリンク
・ビタミン剤
・育毛剤
・胃腸薬
・薬用入浴剤
・など
Amazonで医薬部外品を取り扱う時の注意点
医薬部外品は基本的にAmazonで出品販売できますが、注意点が2つあります。
最後にそこだけ覚えておきましょう!
1つ目は、医薬部外品でも国内製造品のみ出品販売可能です。
つまり輸入されたものは出品不可となります。
なかなか、無いですが、個人輸入などをやろうと思っている方は注意が必要ですね。
2つ目は、医薬部外品の中でもFBAに納品できない危険物があることがある。
出品はできるけど、FBAを利用できないパターンですね。
この2点は気を付けて、Amazonでも医薬部外品を取り扱ってみましょう!
まとめ
今回はAmazonで医薬品を出品できるかどうかについて解説しました。
結論は、医薬品は出品できないが、医薬部外品であれば出品販売できるとなっていますが、
間違って医薬品を販売してしまうとAmazonの規定だけではなく、法律違反になってしまうので絶対にやめてくださいね。
ですが、医薬部外品は穴場なジャンルなので正しい知識をもって扱っていくと良いと思います!