【Amazonせどり】FBA手数料が値上げされた?2019年最新の料金情報を分かりやすく説明します。
こんにちはメイプルです。
AmazonのFBA手数料は2019年に大幅に改定され、値上げされました。
そこで、現在の手数料はどうなっているか確認しておきましょう。
今回は現時点でのFBA手数料の内訳とその金額について分かりやすく説明していきます。
全体的な解説をするので、「大型商品‐区分3の配送手数料を知りたい!」みたいな具体的な金額を探している人は、Amazonのホームページで確認してみてくださいね!
では、FBAの最新手数料について解説していきます。
もくじ
FBA手数料の内訳
まず初めに、FBAの手数料の内訳について確認しておきましょう。
AmazonのFBAサービスの手数料は、販売時の出荷・梱包・配送に対して課金される「配送代行手数料」と、商品を保管、管理するための「在庫保管手数料」の2つから構成されます。
そしてこの配送代行手数料と在庫保管手数料は、納品した商品のサイズによって変化し、商品が大きければ大きいほど値上げされます。
Amazonではこの配送代行手数料が2019年2月に変更になり、値上げされました。
現在のFBA手数料はこれです
では、現在のFBAの手数料はいくらになっているか見てみましょう。
値上げ前の金額を説明しても意味が無いので(笑)、値上げ後の価格を説明していきます。
現在のFBA配送代行手数料です。
・小型商品:252円
・標準商品:354円~490円(4段階)
・大型商品:565円~1569円(8段階)
配送手数料は送料をイメージしてもらうと良いと思います。
FBAの配送手数料って意外と安いですよね。
例えば、セット本を関東ー北海道まで送った場合、自己発送だと1000円くらいかかりますが、FBA利用だと400円です。
更にはピックアップから梱包・発送をしてくれるので厚みのある商品を取り扱っている人はFBAを利用しない理由がないですよね。
(雑誌・本せどりなどは自己発送の送料の方が安い)
次にFBA在庫保管手数料です。
在庫保管手数料は若干ややこしいのですが、
例えば500mlの紙パックジュースの大きさのものだと1ヶ月保管してもらうのに約5円かかります。(1月~9月の期間)
Amazonせどりをやっていく中では、保管手数料を細かく計算することはしないので、ざっくりと覚えておけば大丈夫です。
(リサーチツールが勝手に計算してくれます)
もちろん、商品が大きくなればなるほど保管手数料は値上げされていきます。
FBA配送代行手数料は値上げされた
今年に入りAmazonのFBAでは、配送代行手数料が値上げされました。
この配送代行手数料ですが、商品が売れたら、倉庫からピックアップして、梱包して、発送してという手数料になります。
そして今回、FBAの手数料は過去の料金と比べ、数十円~数百円値上げされました。
ちりも積もれば・・・と言いますが、1つ50円値上げとしても月に300個売れたとして15,000円手数料が値上げです。
なかなか大きいですね・・・
この理由としては、運送会社の運賃の値上げが背景にあります。
宅配便のサービスの値上げが、直接Amazonの手数料に反映されて、FBAの手数料も値上げと言うことでしょう。
そう考えると、自己発送の発送料も値上がりしているため、FBAのみ手数料が値上げされたとも言いにくいですね。
FBA在庫保管手数料は値下げされた
FBAの配送手数料が値上げされた一方、FBA在庫保管手数料は値下げされました。
こちらはかなり値下げされて、
・小型・標準商品
1~9月:35%OFF(基本料金5.07円)
10月~12月:変更なし(基本料金9.00円)
・大型商品
1~9月:45%OFF(基本料金4.29円)
10月~12月:15%OFF(基本料金7.615円)
と変更になりました。
これは恐らく、配送代行手数料の値上げを調整するためと思われます。
Amazonも、FBAで商品をたくさん売ってもらうことでマージンを取っているので、値上げのみをするとセラーが離れてしまい全体の売り上げは落ちてしまいますよね。
そのために、保管手数料は安くしておいたから、前よりたくさん納品してしてね!!と言ったところでしょう。
FBA長期保管手数料は制度が変更された
そして今年に入ってもう一つ、FBAの長期保管手数料は大幅に制度が変更になりました。
※そのため去年以前の記事は、情報が間違っているので注意してくださいね!!
もともとFBA長期保管手数料とは、倉庫に長期間保管されている商品に対して、高額のペナルティをかける制度です。
Amazonの倉庫も売れない商品をずっと置かれていたら場所がなくなってしまいますよね。
そこで以前は、半年以上置いてある商品に対して年2回、在庫チェックが行われ、長期保管手数料という高額の手数料をかけていました。
今回の制度改定で、1年以上保管している商品のみペナルティの手数料が発生することとなりました。
そのためセラー目線からすると、今までは「売るのに6か月以上かかるけど利益が良いから販売したいんだけどなぁ・・・」といった商品も扱いやすくなり、商品の幅が広がったとも言えますね。
値上げされたメリットは?
FBA料金が値上げされたことは、今はもう過去のことなのでどうしようもありません。
そこで、値上げされたことによって何かメリットはないのでしょうか?
まず、先ほども説明しましたが、FBAの配送手数料が値上げされた反面、保管手数料は値下げされました。
そのため扱う商品の幅が増えたことが挙げられます。
また、手数料が上がるということは利益が取りづらくなるということですが、そうすると一番困るのは初心者です。
スキルが身についていない状態で手数料が上がっていくと、ますます利益商品を見つけにくくなりますよね。
ですが、これは裏を返せばメリットです。
既にAmazon物販の携わる側からすると、新規出品者が減り(消えていき)、実力や知識を持った人のみが生き残ってくれます。
特に独学初心者などはなかなかハードルが上がってしまいましたね。
僕は去年から超後発組でAmazonせどりを始めましたが、慣れてくると規制はもっと厳しくなれ~とついつい思ってしまいます。笑
生半可な知識ではAmazon物販は壁が高い・・・となればなるほど、経験者の知識が必要となってきます。
まとめ
今回はAmazonのFBA手数料の値上げについて解説しました。
FBAの手数料は高い、また値上げされた!!もう終わりだ!
みたいな話を聞きますが、そんなことはありません。
配送住所によってはFBAの手数料の方が自己発送よりも安い場合が多く、初心者が今から始めても十分スタートを切れます。
ですが、この先もFBAの手数料は値上がっていくと予想されます。
そうなると新規の参入が難しくなり、既に始めた人だけ生き残りやすいようになるので、Amazonせどり始めたいけどどうしようかな、、と思っている人は、すぐに始めたほうが賢明だと思いますよ^^v
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