【Amazonせどり】開業届は必要?書き方と提出のやりかたを解説
こんにちは、メイプルです!
ビジネスを始めるにはルールが存在します。
そしてAmazonせどりで言うと、開業届(確定申告)と古物商許可証の申請が必要となってきます。
今回はAmazonせどりをやっていく上で必要な申請である開業届について、その必要性と申請方法・書き方について解説していきます。
Amazonせどりでは2019年の10月から、キャッシュレス・消費者還元事業の申請時に開業届が必要になりました。
そのため、
始めたばかりだから後でいいかな・・・
副業禁止だから開業届出せないんだよね・・・
と思っていた方も、開業届を出さないデメリットの方が大きくなってしまいました。
つまり、Amazonせどりをやっていく上では開業届は必要な申請となるので、この記事を読んだタイミングで後回しにせずに提出しておきましょう。
せどりに開業届は必要か?
まず、Amazonせどりにおいて開業届が必要なのかと言うと、キャッシュレス・消費者還元事業への加入によって必要になった。と言えます。
キャッシュレス・消費者還元事業についてはコチラから
そもそも開業届とは何でしょうか?
開業届とは、税務署に「事業を開始します」と宣言する行為です。
この開業届を出すことで、税務署が「〇〇さんは×月△日から事業を始めました」と認めてくれることになります。
それにより、
・免税額の大きい青色確定申告が可能になる
・開業した公式な記録が手に入る
というメリットがあります。例えば、事業用の銀行口座を作成したり、ビジネスカードなどを作成する際に、開業しているという証明を相手に示すことができます。
では、開業届を出さないとどうなるのか。
上記の開業した証明が得られないだけで特にペナルティはありません。
罰則はありませんが提出義務はあります。
(開業届と違法行為がよく同時に語られるのは、出さずに脱税する人がいるからです。)
そしてAmazonでは開業届を出すことで販売が優遇される制度、キャッシュレス・消費者還元事業への加入が始まったので、出さないメリットがなくなり、ほぼ必須と呼べる申請になりました。
副業がバレると困るのですが・・・
でも、開業届を出して副業がばれたら困る・・・。
という人については恐らく前提の知識が間違っていますので解説します。
まず、開業届を出しても会社に副業を知られることはありません。
そして副業をしていることが会社に知られる時はどういうルートかというと、
確定申告する⇒来年度の住民税や保険料が変化する⇒総務が給料計算するときに気づく
このルートで、この人うちの給料とは別に収入がある!!となります。
よほど個人経営の会社じゃない限り、一人一人の徴税額は気にしないと思いますが、
万が一、総務に呼ばれたら株の配当があったとか、家の骨とう品を売ったとか言っておきましょう。
どうやって収入が増えたのかは分からないので、普通の会社であればそれ以上突っ込んだ内容は聞いてきません。
(不動産や、株を持っている社員は多いので)
そしてもう一つ、確定申告は開業届を出そうと出さまいと必須となります。
※絶対にしてください。
つまり、
・確定申告は開業届の有無によらず全員必須である。
・確定申告した時点で、会社には何かほかの収入があることが分かる。
⇒普通はその時点で何も言われないが、言われたら言い訳が必要。
この時点で、開業届を書かない理由が無くなりました。
ですが、中には本当に開業届を出せない人もいます。
それは、公務員です。
公務員は商売をして金銭を得てはいけませんので、開業する意思を提出することで違法になります。
あとは、夫の扶養手当の条件や保険の条件に自営業でないことが含まれている場合です。
主婦の方も開業する意思を示したことで自営業になってしまいますので、自営業を条件に手当てが受けられないルールであれば注意してください。
出せない場合の解決策も一応ありますが、知りたい方はお問い合わせからお願いします。
副業バレるのが心配・・・と言う方は、こちらもご参考に
開業届の申請方法
Amazonせどりにおいて開業届は必要だし、出さない理由もクリアしたら次は申請方法についてです。
開業届の提出には、開業してから1ヶ月以内に提出するというルールがあります。
え、もうせどり始めて3ヶ月になるんだけど・・・と言う人も安心してください。
開業日の設定は今日でも大丈夫です。
この理由を説明しますね。
開業届には開業した日を書きますが、それは売り上げや行動を始めた日によって判断されるものではありません。
あなたが今日開業する!!と言えば開業日は今日になります。
じゃあ今までの期間は・・・?
となりますが、こちらは準備期間と言うことで処理できます。
今日開業するために、
色々下調べをして、
テスト運用もして、
開業するための経験を蓄えて、
本日いざ開業!!!
・・・
そういうことです。笑
(本当です)
開業届は税務署に提出することになります。
内容や書き方を見ていきましょう。
開業届に必要な物と書き方
開業届に必要な書類は、
・開業届申請用紙
・青色確定申告書
・印鑑(認印可)
・マイナンバー
こちらの書類が必要ですが、申請用紙や書き方の説明は税務署にあるので、印鑑とマイナンバーカード(コピー)をもって管轄の税務署に行きましょう。
この時、屋号が必要になるので、書く際に迷わないように予め決めておくことをおすすめします。
決められない人は本名でも大丈夫ですが、本名以外の公式な名前を手に入れるのことができるので、
何かつけていた方が今後活動する上で役に立つと思います。
そして書き方は税務署の記入例や職員の方に確認しながら書いて提出すれば完了です。
書式が県によって異なることがあります。
一応、どんな内容かを載せておきますね。こんな内容を書くことになります。
開業届の記入用紙
まとめ
今回はAmazonせどりにおいて開業届が必要かについて解説しました。
結論をまとめると次になります。
・Amazonせどりにおいて、キャッシュレス・消費者還元事業制度により開業届は必要となった
・開業届を出そうと出さまいと確定申告は必要
⇒確定申告をした時点で副収入があることは会社に伝わるので言い訳が必要
※ただし聞かれることは稀。
せどりでも株でもいいですが、副収入を得たいと思った時点で進むべきだと僕は思います。
そのための一歩として開業届はぜひ提出してくださいね!
申請用紙や書き方については管轄の税務署に行けば丁寧に教えてくれます。
また、古物商をまだとってないのだけど・・・と言う人も、開業届を先に提出しても問題ありません。
ただし確定申告の都合上、開業届で出した屋号と同じ屋号を、古物商許可の申請時に使用してくださいね!